2012年12月15日土曜日

Let's note CF-R7 + Windows 8で無理矢理ETMを有効?にする手順

※※この記事はメーカ保証外の上、エラーが表示されなくなるというだけで機能が実際には働いていない・別の不具合が出る可能性があるので試される場合は自己責任でお願いします※※

32bit版Windows 8が対象です。64bit版は不明です。
ほかのデバイスドライバをすべてインストールした上で以下の作業を行いました。

CF-R7BのWindows 7用ETMドライバを以下のサイトからダウンロード。

CF-R7シリーズ Windows 7対応モジュール

ダウンロードしてきたファイル(etm_3.02.00.1008_s8n8f8r8w8t8y8_x_w7_d091227.exe)をダブルクリックして展開。

展開されてできた以下のinfファイルを右クリックしてインストール。

C:\util2\drivers\etm\Drivers\etm.inf

これで「PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー」だったデバイスが「Intel(R) Dynamic Power Performance Management MCH Driver」として認識されるようになる。
ただしこれだけだと正常に動作しないのでサービスを手動で登録する。

以下の通りにファイルをコピーする。

<c:\windows\system32\ へ3つのファイルをコピー>
C:\util2\drivers\etm\difxapi.dll
C:\util2\drivers\etm\EtmDll.dll
C:\util2\drivers\etm\EtmService.exe

<c:\windows\system32\LANG\ETM\ENU\ETMENU.dll として名前を変えコピー>
C:\util2\drivers\etm\LANG\ETM\ENU\IIF2ENU.dll

<c:\windows\system32\LANG\ETM\JPN\ETMJPN.dll として名前を変えコピー>
C:\util2\drivers\etm\LANG\ETM\JPN\IIF2JPN.dll

その上で下記の内容のバッチファイルを作り管理者として実行する。(scコマンドは「=」の後の半角スペースは必須なので削除しないように)
@echo off
echo ETMサービスを無理矢理登録します
pause
sc create ETMServiceManualSetup binpath= C:\Windows\system32\etmservice.exe start= auto displayname= "ETM Service Manual Setup" error= ignore
echo 登録終了
pause
次に以下のようにレジストリを作成。
ドライバのインストーラでは「PerfDegradeThrottleMinCapacity」と「PerfMaxC3Frequency」を設定しているようだ。
その上で再起動。

サービス一覧に「ETM Service Manual Setup」というサービスが登録され、実行中になっていればサービスの起動に成功。
その上でデバイスマネージャのドライバがエラーになっていなければ完了。
そういえばETMって名前がころころ変わってますね。