2011年12月18日日曜日

Let's Note CF-R7 + Debian GNU Linux 6.0.2(squeeze)でWLI2-CB-G300Nを802.11nで設定する

WLI2-CB-G300Nを802.11nで使おうと思ってもsqueezeに入っているモジュールだと802.11gで接続されてしまうのでメーカ製のモジュールを導入した記録です。

ここに書かれている内容はKAZさんのUbuntuにて無線LAN子機の設定の内容を自分に合わせて書き直したものです。(サイトの記述が分かりやすいのであっという間に設定できました)

http://www.ralinktech.com/en/04_support/license.php?sn=5018

上記のページからドライバアーカイブをダウンロードしてきて展開します。
(ダウンロードにはメールアドレスが必要です)

あと、展開した状態だと普通のソースファイルにも実行属性がついていて何となく気持ち悪いので変更しています。

$ tar xvf 2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0.tar.bz2
$ cd 2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0/
$ find ./ -type f -exec chmod a-x {} \;

viなどのエディタで設定ファイルを変更します。

$ vi os/linux/config.mk

以下のオプションをnからyに変更して有効にする。

HAS_WPA_SUPPLICANT=y
HAS_NATIVE_WPA_SUPPLICANT_SUPPORT=y

あとはコンパイルするだけ。rootじゃないと失敗することがあるらしいです。

# make
# make install

次に、CF-R7用の設定として内蔵のIntel 4965AGのドライバをブラックリストに登録して読み込ませないようにします。
これをしておかないと二つのインターフェースで親機に繋ぎに行くという変な状態になっていちいち手動で切断する必要があって面倒です。

# vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf

以下の行を追加する。
blacklist iwlagn
blacklist iwlcore

あとはシャットダウン・カードを挿す・起動の順番で。

おお、これで802.11nでつながりました。動画サイトもサクサクです。